冬はスノボ、春はサイクリング、夏はサーフィン、秋はキャンプに行きたいなー。
ボクの車、荷物があんまり積めないいんだよネ。いいルーフキャリアを教えてよ
おまえは遊びすぎだー!俺なんかレジャーといえばパチンコか、近所のスーパー銭湯行く位だからな。荷物も少なくていいぞ。一人分だし。なんでこんな俺がお前のために一所懸命教えなくちゃいけないんだよ。
まずはキャリアの種類からだ。他にもあるかも知れないが、一般的には次の2種類だろうな。
- ルーフキャリア:自動車の屋根の上に固定するキャリア。ほとんどがコレ。
- リアキャリア:ミニバン、ワンボックスのラダー(ハシゴ)タイプや、クロカン系(ランドクルーザーなど)のスペアタイヤにくっつけるタイプ、その他車の形状に関係なく付けれるタイプもあるぞ。
じゃあ最初にルーフキャリアの種類を教えてやろう。
- システムキャリア:一般的、一年中利用可能、そんなに価格は高くない。TERZO,THULE、INNO、MONTBLANC、純正など
- ウィンターキャリア(冬専用キャリア):一般的、スキー、スノボのみ積載可能、比較的安い。TERZO、INNOなど。
- 業務用キャリア:業務用はデザインがシンプルで、レインガーター(雨どい)に足をはめ込むタイプがほとんど。材質、サイズなどで価格が違う。4本足から10本足位まである。長尺物が載せれるように、前後の枠が無いもの、倒れるものが多い。精興工業(TUFREQ)、横山製作所(ROCKY)など
- クロスカントリー4WD系キャリア:ほとんどがラック型。車種専用設計。アイバワークス、ロッキーなど
- その他:マグネットキャリア‥その名の通り屋根に磁石でくっつける。気をつけないと飛ぶ。
- 室内キャリア‥釣竿用(RV-INNO、TERZO)サーフ・スノーボード用(TERZO)
- 超簡易型キャリア‥屋根にベルトで固定、サーフボードなどを載せる(サーフショップなどで販売)
たまじろーの場合一年中使うし、システムキャリアだろーなー。メーカーはいくつかあるけど、自分の使いたいアタッチメントや、見た目、値段で選べばいいんじゃない?
注意が必要なのは、キャリアメーカー間の互換性が、有るようで無いって事だ。
システムキャリアのベースが、RV−INNOかTHULEのスクエアバー、MONTBLANCがついていれば、アタッチメントは共通で使えると言われているが、TERZOや車メーカー純正の場合それぞれ独自のアタッチメント以外は危険だろう。
<互換性について>
アタッチメント(バーに装着するルーフボックスやスキーアタッチメント、サーフ・サイクルアタッチメントなど)の互換性はあると言える。ただしベースキャリア内の組み合わせ(スーリーのバーにINNOのフットなど)は危険を伴う。あくまで同一メーカーでベースキャリアを作る事が大前提だ。
またTHULEの現在のバーは右の写真のようにバーの先端下部にスリットが入っており、現行ラピッドシステムのフットはこちらのバーしか装着できない。同じスーリーでも古いバーを流用する人は注意が必要。
(平成3年以前のRV−INNOのバーも使用できないらしい。詳しくはメーカーHPで)
THULE
現在はさらにスライドバー、ウィングバーなどバリエーション豊富
TERZOのバーとフット。(右の写真)→→
バーは他メーカーと違い、表面の溝も全く無く、若干光沢が有る。断面は他メーカーより正方形に近い長方形。
俺の個人的見解では、TERZOはちょっとバーの太さが細いんだが、ルーフボックスなら、どのメーカーでも問題無さそうなんだよな(ルーフボックスは比較的アバウトな固定金具を各メーカーが採用しているため)。
でも、スキーや、マリンのアタッチメントはかなり微妙なサイズなので、止めたほうが無難だろう。(TERZOに他メーカーのアタッチメントを付けると若干ゆるく、ネジを締めても固定されない場合もある)
逆にTERZOのスキーアタッチメントを、INNOやTHULEのバーにはめようとしてもはまらない。
自動車メーカーの純正は総じて太めの場合が多かった。が、最近は市販キャリアそのまんまってのが多いようだ。
間違いないのは、ベースキャリアとアタッチメントは同一メーカーにする事だな。なんと言っても車の外に付けて100km/hとかでも走るものだから、メーカーが保証してくれる安全性は確保しよう。
(THULEのエアロアルミバーなんかは、どう見てもTHULEのアタッチメントしか付かないし。)
※2009年にINNOで発売したルーフボックス(シャドウシリーズ)は、あらゆる太さのバーに対応できる構造になっている。メーカーHP等で適合バーサイズ確認してみては?(TOPページからINNOに入ってください)
キャリアを買おう
@まず、自分の車のメーカー、車種、年式、ルーフレール(屋根の上のキャリア固定レール)の有無を確認。
A用途を考える:A)冬にスキー板、スノボをするだけ。板、ボード以外の荷物は車内。板、ボードはむき出しでOK→冬専用キャリアを選ぶ。
B)それ以外。冬以外も屋根に荷物を積みたい。板、ボード以外の荷物も屋根へ。むき出しはイヤ。→システムキャリアへ。
B最近は背面キャリアという選択肢は少ないが、どーしてもという方はTERZOのHPへ。特定車種(ミニバン・1BOX・クロカン系(パジェロ、ランクルなど背面スペアタイヤの車))のみ設定あります。
C各メーカー(TERZO/THULE/INNOなど)のHPで適合を確認。値段は大差ないと思うが、敢えて比較するとTHULE→TERZO→INNO(高い→安い)の順か?その店の値引き具合や、車種によっても違うので、飽くまで傾向として・・。
D冬専用キャリアを選んだ人で、ルーフレール付車以外の人は取付金具が必要。
システムキャリアの人は、必要なベースキャリアのセットと、その上にくっつけるアタッチメントを選ぶ。
E必要なパーツがわかったら、最寄のショップか、ネットで購入。
F取り付けはハッキリ言って簡単。特にルーフレール車、雨ドイ付車は15分〜30分の作業。セダン、ルーフレール無し車でも30分〜45分の作業時間。レッツチャレンジ!!
メーカーのウェブサイトで、車種別適応情報を調べよう
THULE(スーリー)ホームページもかっこいい。さすがスウェーデン。外国車ユーザーには絶大な人気。
INNO
業務用キャリア、ラダー(ハシゴ)
TUFREQ(精興工業)
ROCKY(横山製作所)
AIBA WORKS
2009新製品
INNO BR120フレックストップ
使用時サイズ1680×780×400mm400リットル 折畳時高さ130mm
ルーフボックスのデメリットといえば、外したときの置き場所に困る、かといって年中付けっぱなしだと、駐車場に入るにも気を使うし、燃費は悪いしという所。手軽に外して邪魔にならずに保管できれば・・・という事で、トランクにも収納できるルーフボックスできました。これで、行きはトランク、帰りはお土産をどっさり入れて屋根へなんて事もできそう。
折りたたんだまま走行可能。
↓購入をご検討される方はこちらから↓
ここより下のリンクでは、ネットショップなどで、色んなキャリアの値段が見れます。
購入・お問い合わせは、それぞれのショップにお願いします。
店で買ったルーフボックスどうやって持って帰るの?!
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